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悪魔くん・その他いろいろと語る場所
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 タイプ別性格判断というのをやってみたらこんな感じの結果に

INTJ型:どんなことにも改善の余地がある 
あれこれと際限なく可能性を思いつき、それがTJ型の面と結びつくと、しょっちゅう何でも改善したくなる。
すぐに「もっといい考えがある」と思いつき、言葉、計画、構想、着想、そして人まで、なんでも改善の余地があると思う。INTJ型の目には、最善のものでもまだまだ改善できると映る。
元来、組織に向いているので、気がついたらその組織のトップになっていることも多い。
全体を見通せるだけでなく、複雑に入り組んだ部分も見える(N型)、何事もとことんやるタイプ(J型)なので、達成率が高い。人からは仕事が出来る、適切なことを言う、機会を逃さないと見られる。

十六のタイプのうちでINTJ型がひと際独立独行型で、「マイ・ウェイ」がテーマソングといっていいほどだ。
NT型の入っているほかのタイプと同じで、この独立独行のところが、人からはしばしば傲慢な感じに見られて、なかなか深い付き合いにまで発展しない。仕事でも遊びでも、よくお高くとまっていると見られ、理屈っぽいと思われることもある。
INTJ型にしてみれば、他意はないので、よそよそしいとか気配りにかけるようだと非難されると、びっくりする。
議論することで理解を深めるNT型だが、本人は「友好的な話し合い」と思っているのに、ほかの人からは敵愾心を剥き出しにした嫌な奴と見られがちだ。

INTJ型は女性よりも男性のほうが多い。
だから、独立心が強く理屈っぽいINTJ型の女性は、従来のいわゆる女らしさに欠けるのではないかと感じてしまいがちだ。

独立独行のINTJ型・・・手を貸してやろう
非常に独立独行だが、相手にもそれを要求してはいけない。手助けを惜しまないようにする。
泳ぎ方を覚えるまで、三回おぼれるのを黙ってみているようなことはしないようにする。


 あたってるようなあたってないような……! ゴーイングマイウェイで理屈っぽいけど他意はないです、というところはあたってるかもそうは見えなくても内心いろいろ気にしちゃってるわけです

 季節は夏目指して容赦なく進んでいくわけですが世は不況ですそうとう不況なのか、場合によってはバイト・パートは年配のかたのほうが受かりやすいそうです。なんでも、補助金が出るからだとか……うちの妹も未成年なのが逆にネックになったらしくこんな裏事情をきいてきましたいままで人手不足だったところも、すごい殺到してるらしい……悪魔くん&にゃんこで癒されてひとまず寝るしかないです!

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 ちょっと・転職・したい☆今日この頃~
 微妙に暑いですがお元気でしょうか。 

「ユダヤ警官同盟」マイケル・シェイボン
 上巻半分くらいで挫折です我慢して読めばおもしろくなりそうな気配はあったもののユダヤの歴史がえんえん続いてちょっと疲れたので後でまた読もうと思いますv


「青ひげ」
「ジェイルバード」
 けっこう最近読んだ本。どっちもカート・ヴォネガットで、彼の著作はすべて読破する予定です「愛は負けても親切は勝つ」
「スローターハウス5」
 代表作のひとつ。ヴォネガットほどユーモアがあって知的でウィットに富んでてセンスのいい作家はなかなかいないと思う、のでヴォネガット未読でいい作家を新規開拓したい人にお勧めですヴォネガットが繰り返し描いている拡大家族その他もろもろの思想は大真面目なのかユーモアなのかニヒルなのか、好きなように捉えて「そいういうものだ(※「スローターハウス5」で繰り返し出るフレーズ)」と言いましょう

 以下、「スローターハウス5(122ページ~)」より抜粋。こんな感じで「そういうものだ」が多用されてます
「ローズウォーターは頭の回転の速さではビリーより数等まさっていたが、二人が直面している精神的危機やその対処の方法は似たようなものだった。二人とも人生の意味を見失っており、その原因の一端はどちらも戦争にあった。たとえばローズウォーターは、ドイツ兵と見誤って十四歳の消防夫を射殺していた。そういうものだ。一方ビリーは、ヨーロッパ史上最大の虐殺、ドレスデン焼夷弾爆撃の体験者であった。そういうものだ。
 そのような事情から、二人は自身とその宇宙を再発明しようと努力しているのだった。それにはSFが大いに役に立った。

 あるときローズウォーターがビリーにおもしろいことをいった。SFではないが、これも本の話である。人生について知るべきことは、すべてフュードル・ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の中にある、と彼はいうのだった。そしてこう付け加えた。「だけどもう、それだけじゃ足りないんだ」

 またあるとき、ローズウォーターは精神科医にこういった、「思うんだがね、あんたたちはそろそろ、すてきな新しい嘘をたくさんこしらえなきゃいけないんじゃないか。でないと、みんな生きていくのがいやんなっちまうぜ」

「ネバーエンディングストーリー」
 もう10回かそれ以上は見てる気がするけどほっとする映画ですvというわけでぼーっとみて癒されました使われていない倉庫だとか屋根裏部屋だとかとにかくそんな場所で、蝋燭もしくは懐中電灯の明かりを頼りに冒険小説を読むとか毎回憧れですv子供のころこの手の映画を見て、意味もなくおやつを蓄えてみたりその他あれこれ備えをした覚えのある人も多いはず! 王道中の王道ファンタジー、現実逃避だなんて言い方であっさり片付けたくない魅力がありまくりですv5~15パーセントくらいの確率でこういう世界があってもいいなあ

「ツイン・ピークス」
 結構昔の海外ドラマこつこつ借りて最終話まで観たけど、監督がディヴィット・リンチなのを念頭に置いておくべきでした……! すっきり解決爽快エンドがいい人には向かないドラマだったけど、クーパー捜査官の独特のキャラや前衛的過ぎるリンチ監督の演出に目が離せませんでした

「ミレニアム」
 これもちょっと前のドラマだけどいまちょこちょこ観てます。

  ∧_∧
(=・ ・=)にゃんこかわいいけど唐突に部屋のなかで大運動会をしますにゃにゃっにゃーだだだだだーっとものすごい柔軟性と瞬発力で飛びまわってます新型インフルエンザ大流行でどこにもマスクが売ってません! 花粉の季節は終わってるはずなのにハウスダストのせいなのかにゃんこのせいなのかちょっとむずむずです

 悪魔くん:密室殺人事件とかが起きてそれをかっこよく推理して解決する真吾くんがみたい普通に悪魔がでてきて魔力を使えるんだから密室もなにもないということに気付いてしまったけど! そこはなんとか理由をこじつけて密室にしたり時刻表トリックをつかったり容疑者たちを集めていきなり大推理をする悪魔くんがいいv

 
「贖罪」イアン・マキューアン
 13歳の少女ブライオニーの嘘と誤解から生じた事件ですが、読み進むにつれ現実と虚構が入り混じっていることに気付きます。語られた物語はある意味では事実であるけれど事実ではなく、作家となった晩年のブライオニーの「贖罪」であることがわかる仕組みになっています。あってはならなかった過去をあるべき形に変える、ブライオニーの「贖罪」は完成したのでしょうか。いわゆるメタフィクションで、文学のお手本のような小説でした。凝った構成や比喩表現は、人によってはお上品な小説という感じがしてしまうかも。あの時こうしていれば、たった一言勇気を出して伝えていれば行動していれば、そんな誰しも覚えがある悔恨を掘り起こされるお話でした。たいていのことはちょっとばつの悪い思いをするだけでやり直しがきくけれど、それも生きていればの話で、身につまされます。ここまで壮大な嘘や物語はないにしても、つまらない意地や見栄のせいで後悔しないように普段から行動したいものです。
 なんてことをたまにはまじめに感想文を書いてみた!

 なんかこう、とってもだるい季節です悪魔くんヘルプミーな感じです人間ってなんのために存在してるんでしょうかメシア……みたいな!ひょっとして五月病ってやつなのでしょうか、でもひとまず読書しまくったり映画見たりサイト巡りしたりかっこいい悪魔くんな妄想して気持ちを盛り上げてればなんとか……!

 洋画好きだし海外小説も好きだから字幕なしでみたり原書読めたらいいなと思いつつも現状ではむずかしい地道に勉強し直そうとしたけど、なにかモチベーションを維持できるもの、たとえば旅行とか実生活で使うとかなにかないと続かないですね……悪魔くんのお話もまたできたら楽しいだろうなあとは思うし、オリジナルでなにか書けたらそれもおもしろそうだなあとも思うんですが! 勉強するにしろなにか書くにしろ、基本的に孤独な作業だからなかなかむずかしい時がありますね……!

 ウィルスが流行してるみたいですが、調べた限りではこのサイトはクリーンでしたので大丈夫です。万が一なにかあったらすぐ対処します!

 春はなんだかんだで慌ただしいうえ体調も崩しやすいですがお元気でしょうか閉鎖される悪魔くん・水木サイトさんにさみしくなる春でもあります。でもネットが普及した時代でこうしてファン創作に触れることができてよかったなと思いますvうちはネットでしか同人に触れる機会がなかったので特にそう感じました思えばネットがここまで浸透したのってけっこう最近ですもんね。

「ランボー 最後の戦場」戦争・残虐シーンのリアリティもいいですが、なにがすごいって、60過ぎとはとても思えないランボーの肉体美です

「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」シリアスはおいといてお馬鹿映画で笑いたいとき向け映画、戦争映画の撮影のつもりで現場にいったらうっかり本物の戦場に紛れこんじゃった、というお話ですが徹底したお馬鹿ギャグパロディにハリウッドをなめるなよ的意気込みを感じてかなり笑えましたv
「コッポラの胡蝶の夢」原作未読ですが小説で読んだ方がおもしろそうな映画でした。文学を映像で見たい気分のときでないとはまれないかも。

 百目ちゃんは最初、悪魔くんのペットだったという事実をふと思いだしたそういえば犬小屋にいたし……! 最初に出会ったのがメフィスト2世だったらどうだったんだろう、同じように犬小屋直行だったら百目ちゃんとはまた違った問題がでてきていろいろまずいんじゃ、と想像してしまった。ご近所の目は気になるものの悪魔を飼うこと自体はOKな埋もれ木家が一番の謎です。人語を解する、人間よりも高度な生き物かもしれない知的生命体をペットにしようと思う埋れ木家は最強な気がしてきた

 真吾くんは将来お医者さんになるといいんじゃないかと想像してみた個人的想像で外科医な真吾くんってかっこいい。うっかり道を踏み外してマッドサイエンティストになるのもまた一興みたいな! メフィスト2世その他止めてくれる存在がいるからまずなさそうだけど世界征服を狙う真吾くんというのもある意味ときめきますv思いつめた真吾くんが理想郷の一手段としていっそ世界をビックに狙うとか……! しかし手始めにお医者さんだと六年間の学費が下手すると数千万単位でかかるから真吾くんの場合学費が全額免除される自治医大がいいかも。超難関だけど真吾くんならだいじょうぶ! ユートピア目指してたまに世界征服にそれつつまた元の軌道に戻ってがんばる真吾くん
 真吾くんみたいなまじめで賢くて穏やかで滅多に怒らないタイプって思い詰めるとすごいことをやらかしそうしかし本人は大真面目、みたいな。本気を出して世界征服してさらに魔界に乗り出し、そこでふと、これってなんか違くないかな、なんか僕、根本的にスタート地点から間違ってたというか世界を平和にするために世界を混乱と恐怖に陥れてどうするんだろう……と我にかえりそう。そんなうっかり加減が真吾くんの魅力! と言い切ってみたv真吾くんみたいな神童タイプって思い詰めるととことん追求して周りが見えなくなってかなり後になってから立ち止まってそこでやっと全体像を確認して、「僕は過ちを犯したようだ。でも幸いその間違いはまだ修正可能だ」と淡々と一人大反省会をして修正に入りそうなイメージがあります

 なんか春のせいなのかめっちゃだるい眠いだるいモチベーションとか集中力を持続させるのって難しいです
 猫かわいいんだけど真夜中の3時とか4時とかにぴーぴー鳴いてドアをかりかりがんがんどんどんしてカゴひっくり返して洗濯もの(きれいになってるやつ)を廊下にぶちまけてまたぴーぴーしてドアをかりかりしてて寝れない……さすがにずっと付き合ってたらうちがやばい頼むから寝るのだ猫よ!

 書きかけたけど結局使わなかった楽園の町のプロット・削除修正したものなどです再開のめどが立ってないし、ひとまず区切りがついて終わったところなので載せてみますv

 40話、最初に考えた流れでは、楽園の町に着く→いきなり怪物たち出現→真吾たち一行が撃退する→町長たちに歓迎される~という感じでした。以下その流れです。推敲とかあまりしてない状態で没にしたので見づらいかと思いますが興味のあるかたは流し読みしてやってくださいv

 かつては町の名前が記されていたらしい標識は風雨にさらされ朽ちかけていて、いまはただその痕跡を残すのみだ。人の気配はある。窓やドアの隙間から投げかけられる強い警戒と好奇の視線が真吾たちを無遠慮に舐め回している。十歳くらいの少女が路地の暗がりからひょいと顔を覗かせたが、真吾と目が合うと慌てたように首をひっこめた。淡い金髪に灰色の目、草色のエプロンドレス姿で、寂れた町には不釣り合いなほど愛らしい少女だった。真吾は辺りを観察してみた。がたごとと軋みながら回る風車、ペンキも塗られていない古びた木造の民家、雑貨店と思しき建物の看板には文字はなく、歪んだ絵と記号があるだけだった。

 誰でもいいから早く僕を助けてくれないかな。戦いと苦痛と重責と哀しみから僕を救いだしてくれ。ソロモンの笛を奏でることすらできない僕が十二使徒を束ねるメシアだなんて笑っちゃうよ、僕はもう十分がんばったし苦しんだんだよ、だから普通の子供に戻してくれ。逆五芒星を作ったあの男の言葉は正しかった、そうだよ、この世界は僕の手には余る、もうメシアなんて無理だ、嫌なんだ、これが試練だと言うならそんなものもうまっぴらごめんだ……。
「悪魔くん!」
 メフィスト2世の鋭い警告の声に、真吾はのろのろと顔を上げた。上空から舞い降りてきた異形の怪物たちをちらりと確認したものの、真吾は再び俯いて地面を凝視する。
「悪魔くん、私たちはどうすればいいの? 逃げるの? 戦うの? 指示をちょうだい」
 急かす鳥乙女に、真吾は仕方なく異形のものに目を向けた。ぬらぬらと湿り気を帯びた焦げ茶色の皮膚は薄気味悪い音と共に波打ち、太い触手を大きく広げている。背中から生えている醜悪な羽は不揃いで、神に見放された生物という印象を受けた。
 神か。仮に神がいるとして、その神が一番疎ましく思っているものがあるとしたら、それは他でもない、この僕なんじゃないかな。いまからでも懺悔すれば間に合うかな? 僕は世界を変えるなんてだいそれたことはしない、できないよ、だから神がもしいるなら、僕を助けてよ……。
 弱々しい祈りを捧げはじめたとき、真吾の心の奥底に息づいていたメシアの部分が反論を開始した。ふざけるな、いままでなんのために自分を犠牲にし、十二使徒と共に戦ってきたと思ってるんだ、早く立ち上がって前を見ろと。一歩でもいいから前に足を踏み出せと。その反論は囁き声でしかなかったが、無視できるほど弱々しくはなかった。
 わかった、わかったよ。メシアとしてごく自然に生きていた過去の自分の声にもう一回だけ従ってみるよ。もう遥か遠い昔のことのように思えるけど。いまの僕はメシアじゃないかもしれないけど、でもメフィスト2世や鳥乙女、ユルグ……みんな僕の大切な友達だ。この気持ちだけは失っていない、いまの僕に誇れるものがあるとしたらそれだけで、それが唯一の救いだ。だからあと一回だけ、この戦いだけでもいいから乗り切る努力くらいはしてみるよ……。自分のなかには確かにメシアとしての力と魂が息づいているし、結局この宿命からは逃れられないんだろう。
「くそっ、ちくしょう……」
 思わず漏れ出た呟きに、三人の使徒は不審そうに真吾を見た。両の手の平を両膝の上に置いて軽く屈み、表情を取り繕ってから顔を上げる。ええと、僕はなにを……ああそうだ、目の前の怪物をどうするか考えて指示を出さなきゃならないんだ。うまく頭が回らないな、そういえば徹夜しちゃったしな……。人間たちが家屋に隠れているいまの状況でメシアが選ぶ選択肢と言えば決まってるよな。
「もちろん、戦う」

 以下戦闘シーンで、その後に楽園の町でのエピソードに入る予定だったのですが、変更しました結局、まず楽園の町に到着→町長登場→不思議な町のエピソード→怪物たちがやってくる→メシア覚醒、という流れにしました! 最初はゾフィーは金髪でエプロンドレスだったけどなんとなく変更。さびれた不気味な町の描写→のどかな町に変更。

 43話、最初は酒場で金髪の男と喧嘩する予定でしたが省略生意気で好戦的な真吾くん絶好調。↓こんな感じで。

「くだらないことはよすんだ。いますぐ酒代を払って家に帰れ」
 色めき立つ男たちに、真吾は冷淡に続ける。
「同じことを二度言わせるな。一度で理解しろよ、まぬけ」
「……挑発してどうすんだよ悪魔くん」
 メシアじゃないとわめく男に
「そうだな。メシアってなんだろうな。そんなものは存在するのかな」
 僕は怖い。正気を失うのがなにより怖い。いかれた天才のしでかすことと言えばろくでもないものと相場は決まってる。
 まるで映画のワンシーンでも見ているかのように、真吾はこの場の空気を感じていた。真吾にはわかる。自分は町の酔いどれたちの目にどれほど幼くちっぽけに見えているか。真吾は感じている。毒を含んだ言葉が次々とこぼれ落ちては小さな酒場を彩っていく。
 真吾はそれ以上の言葉は差し控えることにした。こんなやつらと議論はしたくない。

 召喚を試みて失敗する描写もあったけど省略しました。

 メフィスト2世が間違いなく立ち去ったのを確認してから、真吾は棒きれで魔法陣を描いた。
 僕はひとつ勇気を出してみよう。
 召喚を試みるが、失敗する描写。
 歪んだ空間のせいなのか、メシアとしての力が極端に弱まっているせいなのか、判断がつかなかった。
 どうするかな、メフィスト2世に泣きつこうか? 召喚ができない、ソロモンの笛も吹けないんだって。いまならこのおかしな町のせいにすることもできるけれど、疑いをもたれるわけにはいかない。やっぱりだめだ。

 というシーンを入れようとしたけど隙間がなくて省略です。メフィスト2世との喧嘩シーンも削ったり変更したりしました↓こんな喧嘩シーン。

 「いい加減にしろ。俺たち十二使徒は悪魔くんのためなら命を落としても構わない覚悟だが、悪魔くんのせいで死ぬのはごめんだぜ。いまの悪魔くんにはまともな判断なんかできっこない。はっきり言ってやろうか。俺はずっと悪魔くんを信じて従ってきたが、いまの悪魔くんは間違ってる。どんなに頭がよくたって、いまの悪魔くんにはなにもできやしない」
「そうだな。君の言う通りだ」

 
淡々と投げやりに喧嘩する真吾くん。44話、町長たちと集会所で話し合う→メフィスト2世と物理的な喧嘩をするシーンも変更。↓最初はこんなの。

 頼むよ、いまの僕に近づかないでくれ。だがメフィスト2世はやってきた。
「近づくな」
 張り詰めた真吾の声に、メフィスト2世は戸惑ったように立ち止った。
「どうしたんだよ、悪魔くん」
「いいから、向こうへ……みんなのところに行ってくれ。あとで僕も行くから」
「そんなこと言ったって、悪魔くんをほっとけない」
「だから言ったじゃないか、来るなって! ちくしょう、僕は……来いよ、叩きのめしてやる!」
 真吾とメフィスト2世の殴り合いの描写。 
 唇の端から血を滲ませ、拳をメフィスト2世に叩きつける。いつの間にか一方的にメフィスト2世を殴りつけていた。マウントポジションを取り、左右の拳をめちゃくちゃに叩きつけた。
 ぽたぽたとメフィスト2世の顔に水滴が落ちてくる。雨か、こんなに晴れているのに。だが違った。真吾は泣いていた。真吾は大きく拳を振りかざした体勢のまま、ぴたりと動きを止めた。
「どうしたんだよ、反撃しろよ、悪魔のくせに一方的にやられて悔しくないのか?」
 真吾は泣きながら怒鳴ると、力を込めて殴打する。
「その気になれば払いのけられるだろ? どうした、さっさとやり返してみろよ、メフィスト2世!」
 更に数発、頬、腹、胸を滅多打ちにする。肩で大きく息をしながら真吾はようやく拳を静止させた。
「なんだよ、ちくしょう……動かないやつを殴ったって、ぜんぜんおもしろくないよ、腑抜けめ、立てよ」
 真吾はよろよろと立ちあがった。指の関節が真っ赤に腫れ上がり、
 メフィスト2世の襟首を掴み、力任せに引っ張る。真吾に引っ張られるまま立ち上がるメフィスト2世。
「どうした、早くかかってこいよ」
言葉少なに慰められる。マントがなびく音。立ち上がる気配。振り向くと、メフィスト2世はすでに飛び立った後だった。

 こんな感じで盛大に殴る蹴るの喧嘩だったけどなんか流れ的におかしいので変更。メフィスト2世のほうもめちゃくちゃ反撃してきて二人で喧嘩しまくる、にしようかと思ったけどそれも変更↓こんな感じ。

 もうあとひと押しか。真吾はゆっくり一音一音発音して付け加えた。
「どうした、もう一度かかって来いよ。僕が怖いのか?」
 胃の辺りに走った熱いしびれと共に真吾は地面に吹っ飛ばされた。焼けつくような痛みを無視して、すぐさま左へ転がった。ほんの数秒前まで真吾がいた場所をメフィスト2世の蹴りが横切る。真吾は腹筋を使って勢いよく立ち上がった。

 というめっちゃくちゃな喧嘩シーンも燃えるなあって思ったんですが! 真吾くんとメフィスト2世の男の喧嘩って、めっちゃ燃え上がりますでもこの流れだとすっきりしないのでまたの機会があったらやることにします……! あれこれ組み合わせてみましたが最終的にいまの流れに落ち着いて終了しましたv

430

 なんだかんだでばたばたしてたですひとまず一区切りついて終わった「ユートピア」ですが楽園の町終了時点で原稿用紙430枚分あります。確認してみたら、楽園の町のエピソード部分がちょうど原稿用紙100枚分くらいでした通りでなかなか進まないしやたら話が広がって大変だったわけだ……! 改めてちょこちょこ読み返してみると細かい部分は自分でもけっこう忘れちゃってるんだなーってことに気づきました! ヴァルプルギスの夜とタキシードと砂漠の町での喧嘩と地底の戦いとメフィスト2世とのとっくみあいと楽園の町のあたりそのほか書いてて燃えましたでもどこを見ても懐かしいです☆
 十二使徒を指揮して戦うのもいいですが、誰の助けも望めない絶対絶命の中たったひとりで戦う少年真吾くんというのも燃えますユートピアではそんな場面のほうが多かったかも。人間の少年でしかない真吾くんには攻撃する手段もろくにない、まずその前提がひとつ。でもそんななか機転を利かせて勝機を逃さず知恵を絞って戦う真吾くんの姿にときめきますv

 黒いからうまく写らないけど始めはソファの下からあまりでてこなかったけどいまはその辺をすごい勢いで駆けまわってます……ばりばり首を掻いてせっかくできてかさぶたをはがしちゃってます。
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>17日にメールフォームから送ってくれたかたへ
小学生とは思えない人格者な悪魔くんですが、でも内心いろいろ迷ったり、少年らしい悩みがあるだろうなーと思います強大な悪魔を倒した伝説的な、ある意味神格化された「悪魔くん」と、年相応の脆さや葛藤を見せる「埋れ木真吾くん」その間に横たわるギャップをあれこれ想像するとかなり燃えますvだからそういってもらえてすごくうれしいです、ありがとうございます!いろいろ読みにくい部分もあったかと思いますが長いお話を読んでくれてすごいうれしいですv

 まだ花粉が飛び交ってます090416_233031.JPG
 写真だと見えないですが首のところ両側ともけっこうひどい噛み傷があります。子猫なんですが他の猫にやられたっぽいです。手当兼ノミとりで医者に連れていき、いま家のなか黒いので見えないけど首の回りをバリカンで刈られてしまったためはげてます。片目だけうまく閉じられないみたいです。そのへんで爪といでるしなんだかんだでたいへんでした
 


 とりあえず楽園終わったしこれで中途半端ではなくなったのでよかったですv

 いつきさんがバトンをまわしてくれたのでちょっと遅れましたが答えますvこの質問内容、本好きのわたしとしては嬉々として語りまくりたいです!

Q1 本屋さんに行ってどんな本を見る?
 海外小説が多いです

Q2買う雑誌と立読み雑誌は?
 定期的に読んでる雑誌はないです。最近でもないけど一番最後に買った雑誌は確か「大人の科学Vol.11」だった気がする……でもまだ組み立ててないです。このシリーズは大人向け夏休みの工作って感じでお勧めです☆

Q3 最近読んだ本は?
 「警察署長 上下巻」(スチュアート・ウッズ)これはすっごくおもしろかったのでぜひ一度お勧めです。よくある刑事ものかと思ったらいい意味で予想を裏切られましたvさーっと読んじゃうのがもったいなかったのでゆっくり読破しました。警察署長三代に渡る物語で、主人公(といっても脇役も入る複数視点)が途中で変わります。でも初代署長にまず感情移入してたので最後まで初代署長視点でも読んでみたかった……。警察署の建築から入って装備を揃えて……と警察署を作り上げていく過程がもうわくわくです。署長といっても最初は警官一人(署長のみ)しかいないので上官も部下もなくて、人種差別(禁酒法時代から入るので)も絡んできたりして、読んでるこっちもやきもきさせられながら進んでいきます。初代署長は特に正義感が強い正統派なので、そんなキャラが好きな人なら特に感情移入できてお勧めですv

Q4 どんな漫画が好き?
 いまなかなか漫画を読む機会がないですが、比較的最近買った漫画だと「ヒストリエ」(岩明均)がよかったです

Q5 どんなジャンルの本を読む?
 ミステリー、ヒューマンドラマ、純文、サイコ、推理、SF、ホラー、冒険、なんでも読みますv

Q6 どんなジャンルの雑誌を読む?
 雑誌は普段あまり買わないので特にないかも……。

Q7 買って失敗した本は?
 好みじゃなかった本

Q8 本(漫画・雑誌を含む)にかけるお金は月に何円?
 1万円前後くらい。でも月によってほとんど買わなかったり買いまくったりなので決まってないです

Q9 雑誌や週刊誌は溜まるとどする?
 定期購読してるものがないのでいまのところそんなにたまらないです。

Q10 おすすめの本があれば教えてください
 本というか作家で比較的最近の海外作家でいくと、ポール・オースター、パトリシア・ハイスミス、E・アニー・プルー、ジョン・グリシャム、アーサー・C・クラーク、カート・ヴォネガット、チャールズ・ブコウスキ、ジム・トンプスン、ペレス・レベルテ、ダグラス・アダムス、チャック・パラニューク、トマス・ハリス、アラン・シリトー、ダグラス・ケネディ、アリス・ホフマン、スチュアート・ウッズ、その他いろいろです!

Q11 これは良くない、ていう本は?
 完全に好みの問題なので、やっぱり好みじゃなかった本。最後まで意味もなく救いのない話は悲しくなるので好みじゃないです。なにかを表現・主張するため等ちゃんと意味があって切ない話とかならいいんですが、完膚なきまでにただ悲劇なだけなのは苦手かも……!

Q12 本屋さんはどれくらいの頻度で行く?
 週に4日~7日くらい。

Q13 買ったけど読んでない本は?
 積読本、改めてみてみたらけっこうあった……! 百冊くらいすぐ絶版になっちゃう時代なので、気になるものは見つけ次第買っておいて後でちょっとずつ読むのです。好みっぽい新刊もまとめて買っておいて、積読しといたり。そんなに古くないものでも絶版が多いので(図書館にもなかったり。なにか賞を取ってるような本でも絶版がけっこうある)その場合仕方ないのでネットとかで古本ゲットで積読本行きです。

Q14 次に回す人
 拾っていってくださいv


 立て込んでいたためちょっと遅くなりごめんなさい、ありがとうございますv
>9日におめでとうと送ってくれたかたへ
ちょっとわかりにくい流れだったかもと不安でしたがここまでついてきてくれて感激です、ありがとうございますvメシアで別世界行くほど妄想しすぎて危うく燃え尽きるところでした……! 悪魔くん再臨目指して燃えたいものです☆

 一区切りついたのでユートピア第一部おしまいです!

 いつか続きを書けるとしたら、館の悪魔の問題が先に来るだろうなと思います。呪術に支配されていた状態の真吾くんが抱いた野望(僕の支配下にある国)と絡んでくる……かも一部謎が解けてなかったりどんな解釈でもできるような流れだったり、ちょっと矛盾があったりですがなんとか終わりました! 突っ込みは歓迎ですというかむしろ燃えネタとか、謎ときとか、流れを考えてほしいです……! 収拾がつかなくなりそうだけどひとまずはまとまった気がする!

 やっと真吾くんの呪術も解けました「(そうだ、)僕は悪魔くんなんだ」を決め台詞・ふっ切る言葉として使いたかったのでやっとできました。もちろんアニメ19話のイメージですv
 さんざん呪術に苦しめられたけど、やっとメシア覚醒でレベルアップした感じです普通、悪の道に走ると強くなると思いますが、(悪の場合、手段を選ばず戦えたり制限が少なくなるので)真吾くんの場合は逆に弱くなるだろうなって感じがします。だから、呪術に冒された状態の真吾くんは(言動だけは攻撃的だけど)普段より弱くなってました。
 呪術にかかった直後は真吾くんすごくいらいらしてて余裕がなくて攻撃的だったけど、だんだん自分を取り戻していく過程が書けたらいいなあと思って、ちょっと長くなりましたがここまでひっぱりました。最後のほうではほとんどいつもの真吾くんに戻ってる感じです。かっこよく覚醒して戦う悪魔くんに燃えながら書いてました!

 最初に考えた楽園の町はちょっとバッドエンド寄りだったんですが、埋れ木真吾くんでそれは避けたいのでこんな感じになりました。町の人たちがどうなったかははっきりわからないけど、でも決して不幸な行く末じゃないんだ、というニュアンスを残す感じで(もしかしたら歪みが修正された結果百年間の記憶も消えて、元いた世界の元の時間に戻ったのかもしれない、そんな希望を残したかったのでこんな感じになりました)
 そういえば、真吾くんが町を調べる→墓地がないことに気付く、という描写を入れるつもりが忘れてました……。
 最初ちょっと考えたバッドエンドは、
町の人たちはもう死んでいて、魂だけが囚われている。この町から抜けだすと町自体が消えてしまう。
・町から出るためには、すでに死んでいる町の人たちをすべて解放しなければならない。(町の人たちの身体は魔術で作られているので、それを壊して魂を解放しなければならない。もう死んではいるけれど、もう一度死なせる形になってしまう)
 どんなキャラもできるだけ死ぬのはなしにしたいので、止めました!

 メシア覚醒で悪魔くん最強の無敵状態になりましたが、46話で真吾くんが語ったようにコントロールできない力、ということになってます。ぎりぎりのピンチになれば潜在能力をフルに引き出し戦えるけど、その力は消耗が激しすぎるし真吾くんには制御不能なのでめったに使えない、という設定ですだから普段はいままで通りメフィスト2世をはじめとする十二使徒の力をうまく使って戦う、ということで!
 十二使徒がいない絶望の状態でもいざとなれば一人でも敵に立ち向かう悪魔くん、守られてるばかりの存在じゃない。でも基本は悪魔くんは司令塔で、うまく戦術を考えて十二使徒をまとめて戦う、というのがいいなあと思いますv
 呪術に蝕まれている状態だとメフィスト2世とすっきり喧嘩もできないと思うので、一度また思いっきりからっとすっきり喧嘩してわだかまりがとけるといいなあと妄想してます。メフィスト2世は真吾くんにとって最高の相棒だと思います

 そんなこんなでやっと一区切りここまで終わりました、読んでくれたかたありがとうございました!

 「ポビーとディンガン」さっき観終わったいらいらしないことがこの映画をみるポイントのような気がするポビーとディンガンという空想上の友達ふたりといつも遊んでいるケリーアンと、そのお兄ちゃんのアシュモル。ポビーとディンガンがいなくなったと心配する妹のために、アシュモルは存在しないはずのポビーとディンガンを探します。オーストラリア・イギリス映画なせいか途中の展開はけっこうシビアで(これがアメリカ映画ならもっとハッピーエンド大団円的展開が多そう)、なんでそんなことをやっちゃうんだと兄妹(とその周りの人たち)の言動にしばしばもんもんとさせられますあまりのめり込めないまま観続け、裁判のシーン辺りからうるうるしはじめて夜中に泣けてきちゃいました。ケリーアンは9歳で、アシュモルはたぶん10か11歳くらい。真吾くんとエっちゃんくらいの兄妹なんですが、真吾くんを彷彿とさせるいいお兄ちゃんで気付いたら泣かされてました軽くほのぼの映画かと思っていたら! まったく油断できません! 原作小説も機会があったら図書館で探してみます☆

 しばらく地下に潜伏していたら……エイプリルフールすごい勢いでだまされた! 信じたのに! 気合いで本当に実行してくださいエイプリルフールなんて気付かなかったから前もって考えてないしそんな急に嘘なんて思いつかないし!
 これは嘘じゃないけど実はうちほんとは小学生男児です。真吾くんと同級生です。今度の夏休みはドラ○もんと地底の国を探検しにいきます。だったらおもしろいのになー

 短編「エージェント 12」スパイごっこ
 夏休み、うだるような暑さのなか暇を持て余している小学生がすることといえばごっこ遊び、メーデー、応答せよ! とかやってそのへん駆け回ってあらゆるものに暗号を使いまくって冒険するのが楽しいのです
 十二使徒=エージェント 12
 悪魔くん=司令
 第一使徒メフィスト2世=エージェントNO1
 第六使徒百目=エージェントNO6
 ということになった、いまなった! と盛り上がって遊ぶのが基本、空想さえあれば道具をあまり必要としないのがごっこ遊びスパイごっこで遊んでるのは真吾くん、メフィスト2世、百目の三人組で、他の十二使徒はその遊びを知らないから、なにかの拍子にうっかりスパイごっこを目撃してしまうと、なんのことだエージェントって……となるわけです。メフィスト2世も百目ちゃんも悪魔としては子供だからたぶん人間の子供の遊びも楽しいはず! ということで一緒になって遊ぶのもかわいいv
 深夜の美術館で冒険してうっかり強敵にやられそうになりやべえよ逃げろで一息ついて、スパイごっこでなりきって恐怖を紛らわす少年たちは燃えますある夏の夜、誰もいない美術館で魔物と対峙し冒険をするとか……! 暑いよー腹減ったーとか言いながらもがんばる三人組、をメフィスト2世視点で妄想です

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