8月は急に時間がとれなくなってしまい、再開した悪魔くん話もちょっと止まってしまってましたが、いまからまったり推敲してキリよく9月頭ごろに更新したいなあと思います
「戸棚の奥のソクラテス」ルーシー・エア
哲学ファンタジーストーリーは中高生向けですが、中身は大人が読んでもおもしろいと思いますv主人公の少年ベンがだんだん哲学の世界にのめりこんでいって、現実世界でちょっと苦労するところとか。以下引用です。
「日曜の試合には、うちが必ず勝つ。おれにはわかってる」というサッカーのキャプテンに向かって、
「どうしてわかってるんです?」と言っちゃうわけです。そして、「おれにはわかってるっていうとき、そう思いこんでいるのと、それが真実であるのと、ふたつ意味があるんです~それをわかっているものとして勘定にいれるなら、事実と思いこみのあいだに、なにかつながりがなくてはならないんです。~つまり、ぼくが信じているものが、たまたま事実であったとしても、それはほんとうの知識とはいえないってことですよ。もし、フロリダでハリケーンが起こったとぼくが信じているとしても、その話が妖精から聞いたものであるなら、ちゃんとした天気予報を見て信じているのとは、大きなちがいがあります。たとえ、実際にハリケーンが起こったとしても、知識として勘定にいれることができるのは、天気予報を見たほうなんです」
ここでキャプテンに黙れと言われるベンですがめげずに、「ぼくはただ、日曜に試合で勝つことがわかってるっていうのはおかしいと、そういってるだけなんです。それはただの思い込みですから。たとえ、そこに合理的な理由があろうとなかろうと」
とえんえん語ってしまうベン少年。なんかこういうのっていいなあ。現実世界ではこういうとき黙ってたほうが賢明だろうけど、でもそれでも少年らしく熱く語るベンが魅力なのでした
「ソフィーの世界」ヨースタイン・ゴルデル
哲学ファンタジーというとこちらがかなり有名かも。こちらは大人向けだけど子供が読んでもいいし、哲学の流れをばーっとつかめてお話としてもまったりほのぼの読めて好きですv読んだのはけっこう前で細かいところは忘れてるしまた読もうかなあと思います
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