普段の悪魔くんがいまの状況(敵に誘い込まれるままおかしな町に閉じ込められた)になったら、危機感を覚えるのと同時にわくわくもするんじゃないかなと思います(27話~で砂漠の町を探索したときみたいな)そんな悪魔くんで書きたかったかなとも思いましたが、メシアとして力をつけていくのもメインだったので……。
いつもの真吾くんなら、気を引き締めつつも好奇心でいっぱいになって調査するだろうしメフィスト2世とも息ぴったりだろうし、そういう基本的なところはこれからもずっと変わらないだろうなと思います
でもいまの真吾くんは呪術のせいで強制的に、自分とは違う歪んだ目を通して世界をみてる状態になってます。この呪術、設定では、逆五芒星の男の嫌がらせみたいなものです。(メシアに自分と同じような目で世界を見せたらどうなるだろうっていう悪趣味な実験)
この後呪術が解けて、真吾くんは、「ずっと同じ世界を見ていたはずなのにまったく違うものが見えていた」と考えます。
なにか事件が起きて、悪魔くんが駆けつけて解決していく、っていうのもときには必要だろうしそんな真吾くん好きですが、それを一生続けてもユートピアは実現しないんじゃないかなと思います。それだと、悪魔くんがいなくなったあと世界は途方にくれちゃうだろうし、けっきょく対処療法にしかならないだろうし……前にも書きましたが、もっと精神的な象徴としてのなにかがメシアなんじゃないかなって思います。
呪術をかけられていたとき自分が見せられていた世界と、いつも自分が感じている世界、同じはずなのに簡単に歪んで変わってしまった。と真吾くんは考え、単純に悪いやつらをやっつけるだけじゃユートピアはできない、と思うようになっていく、という流れのつもりで書きました。思いっきり流れを書いちゃいましたが、うまくいきませんでしたが、そんな感じのつもりでした
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